ただ風が吹いている 元ちとせ 「いつか風になる日」 |
日曜日は、前にも書きましたが、
カフェオレを飲むのが日課です。
そして心地よい「音楽」をBGMに、
のんびりと時間が流れれば、とてもシアワセです。
今日のドリンクタイムのBGMは、元ちとせ (*)。
「 ムービーau夏 」のCMで、沖縄を旅する
竹之内豊さんや仲間由紀恵さんの後ろに
BGMとして流れていましたので、
覚えている方も多いと思います。
この歌の作詞・作曲を担当しているのは、
メジャーデビュー曲「 ワダツミの木 」の
カップリング曲「 幻の月 」などを手がけた
コイル(COIL)の岡本定義さん。
もちろん楽曲自身も、大変素晴らしいのですが、
彼女の素晴らしいところは、その歌声を聞くと
「 忘れてしまった遠い昔 」の風景が
目の前に浮かんでくるところではないでしょうか?
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何故に陽炎はゆらめいて
黄泉へと誘う澪標(みおつくし)か
遥か紺碧の空と海
すべてをのみ込むあの蒼さよ
還らぬ日の想いを胸に抱く季節(とき)
儚き泡沫(あわ)のような運命(さだめ)のものたちも
果てしない輪廻(みち)を彷徨えるのなら
いつもずっとずっと傍にいてあげる
赤い花弁(はなびら)が落ちる瞬間(とき)
数多(あまた)の生命(いのち)が誕生(うま)れ逝くの
幾千の歳月を波が弄ぶ
麗らかな陽の中で私も風になる
大空を花が埋め尽くすように
海をもっともっと抱きしめてあげる
やがてきっときっと永遠(とわ)は刹那に去って
だけどずっとずっと此処にいてあげる
ただ風が吹いている
(岡本定義作詞作曲・元ちとせ唄「いつか風になる日」より)
JASRAC許諾第J050912808号
こころが素直になってきます。
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(*)「 元ちとせ 」
通っていた小学校は全校生徒4人で、全員親戚。
1人で入学式、1人で卒業式。水泳の授業は近くの川。
そんな環境で育ち、母親の薦めで三味線を習い始める。
小学生の時に自ら島唄を習い始める。
高校3年で「 奄美民謡大賞 」の「 民謡大賞 」を史上最年少で受賞。
高校卒業後、美容師になるべく大阪に行くも、アレルギー故に断念。
歌い続けることを決意し、上京。
(元ちとせ公式ホームページより)
(この記事は、2005年10月2日に加筆・修正を行なっています)