備中屋長左衛門のカフェ・オレ |
炭焼カフェ・オレ
ドトール コーヒー
(株式会社ドトールコーヒー:東京都渋谷区)
№0103
製造はオハヨー乳業(岡山県岡山市)で行われています。
自宅近所の「旧サンクス」にて158円で買いました。
「ドトール 炭焼カフェ・オレ」は、ドトールのチルドカップ飲料としては、
初めて「炭火焙煎コーヒー豆」を100%使用した商品です。
セルフサービス式コーヒーショップ
「ドトールコーヒーショップ(全国約1000店)」では、
冬になると炭火焙煎のコーヒー豆
「ドトール炭火焙煎プレミアムブレンド」が人気であることも、
今回の商品開発のきっかけになったそうです。
コーヒーを炭火焙煎するにあたっては、「紀州備長炭」を使用しています。
「紀州備長炭」とはウバメガシという原木を素材とする
備長炭の最高級品で、燃焼時間が長いことが特徴です。
この「紀州備長炭」でじっくり時間をかけて
深煎りに焙煎したコーヒーとミルクのバランスにこだわっています。
炭火コーヒー特有の香ばしい香りが楽しめる
少し甘めの「カフェ・オレ」になっています。
よく焼肉屋や焼鳥屋などで看板を見かける「備長炭」の歴史は古く、
平安時代(800年代)弘法大師の頃に始まると言われています。
当時、熊野木炭と呼ばれていたこの炭は紀南地方の村で焼かれ、
良質堅炭として珍重されてきました。
紀州藩(現在の和歌山)は領内各地に仕入方を設けて商品流通を進め、
藩の貴重な財源にするとともに、住民の救済にも役立てました。
その後、炭窯の改良や技術研究の末、
元禄年間(1700年代)紀州田辺の炭問屋、
備中屋長左衛門が普及させたといわれ、
この「備長炭」の名がついたとされています。
実際、備長炭はすぐれた吸着力を持っています。
それは顕微鏡でしか見ることのできないミクロの穴(多孔質)。
水道水の場合、臭いの原因となっている不純物や、カルキ(塩素)を吸着します。
つまり、水道水に一昼夜ひたしておくだけで、
水道水から不愉快な臭いを消してくれるのです。
さらに、備長炭に含まれるミネラル分も、おいしさの秘密のひとつ。
カルシウム、カリウム、鉄、マンガンなどが溶けだし、
おいしいミネラルウォーターが出来上がります。
そんな備長炭で、豆をローストしています。贅沢ですね。
パッケージは、ドトール商品としては初の「和」のデザインが採用されています。
炭焼の持つ「和」のイメージとコーヒーの持つ「洋」のイメージによる
「和」と「洋」のコラボレーションとのことです。
実際、背景は「白い和紙」を意識した模様が印刷されています。
【 炭焼カフェ・オレ 】の商品名も筆文字になっています。
【 ドトールコーヒー 】に至っては、なんと「縦書き」です。
さらにロゴは、ジパングを意識して「ゴールド」。
まあ…ジパングを意識してかどうかは、
今回「お客様相談室」には聞いていませんので、
あくまでも勝手な私の解釈です。
違っていたら訂正しますので、ご連絡ください。
…ドトール様。
10段階で7です。