冬のわくわく「いちご」フェア (6日目) |
香り豊かな
おいしい苺の
のむヨーグルト
(オハヨー乳業株式会社:岡山県岡山市)
№0151
これはセブンイレブン専用商品です。105円です。
カップと内フタは、環境を配慮して、紙でできています。
頑丈なプラスチックのカップ もあれば、このカップのように
少しコストダウンし過ぎに感じられるほど薄いものもあります。
カップの正面には、次のように書かれています。
【 オリジナル製法で摘みたて苺のおいしさが
実感できる飲むヨーグルトです。 】
香りについては、表示されているほどではありませんが、
苺の果肉が15%入っているので飲みごたえは充分です。
苺の品種は、「ハニー種」「チャンドラー種」「女峰」で
すべて中国からの輸入だそうです。
「お客様相談室」のサカイさんに教えていただきました。
原材料は「生乳」「いちご果肉」「砂糖」「乳製品」
「香料」「安定剤(ジェランガム)」「酸味料」です。
安定剤として使用されている「ジェランガム」が、
どんなものなのか…ちょっと気になります。
食品における安定剤とは、食品を作ったときの状態で
保持させる為に安定化の目的で添加する添加物のことです。
苺のような固形分や分離してしまうような異なった成分を含有する食品では、
かき混ぜて作った時には内容物がしっかりと分散していますが、
時間が経つと内容物が沈降したり、浮いてしまいます。
そこで、安定剤を添加して、そこに多糖類(キサンタンガム、ペクチン、
カラギナン、ジェランガム、ローカスト、グァー等)を入れることで、
粘度を増し、目には見えないネットワークが作られるので、
そこに固形分が引っかかり、いつまでも分散状態を保てるのです。
いづれも天然添加物なので、食品添加物としての危険性は低いかもしれません。
しかし、人間が食品として利用してこなかったものから抽出されたものもあり
多量、長期間に摂取するのは避けた方が無難かもしれません。
8月に書いた「 BERRYな、夏! 」と同様に、
たいへん飲みやすく仕上がっています。
ただ…酪王の「 生乳仕立てのいちごオレ 」のように、
作りかたは、企業秘密だそうですが…、
乳化剤や安定剤などを一切使わずに、
ちゃんと苺とヨーグルトを混ぜられたら、
ポイントは確実に1つ上がっていたと思います。
10段階で8です。