チョコレートを飲むための勉強 |
チョコレートドリンク
(明治乳業株式会社:東京都江東区)
№0170
製造は群馬牛乳株式会社(群馬県前橋市)で行われています。
近所のミニストップにて購入。100円でした。
この製造と販売の組み合わせは、前にも買っています。
量も、300mlと程よいサイズなのと…
100円ちょうどで買えるのがうれしいです。
思ったより、喉へのひっかかりもなく飲みやすいです。
甘さもちょうど良く、カカオ由来の苦味もしっかり抑えられています。
ちょっとサッパリしていますが、チョコレート感は味わえます。
できればもう少しミルクが多ければ、コクがでておいしくなったと思います。
19世紀のはじめ頃まで、カカオ飲料は脂っこく
舌触りもザラザラしたものだったそうです。
しかし…この問題は、カカオの油分を減らす
脱脂の技術によって解決されました。
1828年、オランダ人の「バン・ホーテン」は、カカオをアルカリで処理し、
それによってできたカカオペーストをプレスすることで
ココアバターとココア(チョコレートパウダー)を得ることに成功しました。
固形状のカカオは粉末状になり、たいへん使いやすいものになったそうです。
そのため「バン・ホーテン」のココアが世界中で愛されているのです。
現在の工場では、ココアプレス機によって、カカオマスに含まれた
余分なココアバターは取り除かれ(脂肪分は約55%から22~24%にダウン)、
大変飲みやすい状態になっているのだそうです。
ココアプレス機によって余分な「ココアバター」が除かれた「カカオマス」は、
円板状の固まりになり、これを「ココアケーキ」と言います。
なお、ここで搾られたココアバターは「チョコレート」の原料として使われます。
「カカオ」はカカオ豆、カカオの水(チョコレートドリンク)を意味する
アステカ(*)語の「カカワトル」に由来する言葉と言われています。
カカオマスとは、チョコレート原料のカカオ豆を焙煎し、
殻や胚芽をとり除いたもの(カカオニブ)を細かく砕き、
更に練りつぶしてペースト状にしたもののことです。
カカオマスを固めたものがビターチョコレートになります。
カカオバターとは、カカオ豆、カカオニブ、カカオマスから
得られるカカオの脂肪分のことです。
明日は…あの「チョコレートドリンク」を
飲もうと思っていますので…、
今日は、ちょっと勉強してみました。
明治乳業のフリーダイヤルは、0120-598-369。
「ゴクンはミルク」だそうです。
10段階で6です。
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(*)アステカ文明
14~15世紀にかけて、現在のメキシコ高原にあたる地域で、マヤ文明を
継承するかたちで栄えた文明。1521年、スペイン人コルテスによって滅ぼされた。
コロンブスの新大陸発見以降、アステカの貴族が飲んでいたカカオ飲料は、
ヨーロッパ人に知られるところとなる。当時のカカオ豆は飲料であるとともに、
貨幣の役割も果たしていたとの文献が残っている。