あなたの家のお雛様はどちらに座っていますか? |
HELLO KITTY
しろざけ風
(カタシモワインフード株式会社:大阪府柏原市)
№0202
会社帰りのジャスコにて購入、348円でした。
季節商品とはいえ、白酒ではありません。
原材料は、砂糖・酒粕・食塩・酸味料(クエン酸)だけです。
ちょっと企画物ですが、価格設定が高すぎです。
利益の半分以上が、サンリオに流れていそうです。
お菓子は、「ひなあられ」を買いました。
ひな祭りにつきものなのが…、「ひし餅」と「白酒」ですね。
ひな壇飾りでもおなじみのひし餅が、ひな祭りと結びついたのは
意外と新しく、江戸時代のことです。それ以前は中国の故事にならって
もっぱら「草餅」をお供えしていたらしいです。
「ひし餅」は上から赤、白、緑の
3色の組み合わせが一般的ですが、
地域によっては5枚や7枚と重ねて、
黄色を入れるところもあるそうです。
一方の白酒ですが、こちらも中国の風習にならって
桃の花びらを酒に漬けた「桃花酒」が
昔から縁起が良いとされていました。
ただ、あまり一般には広がらず、江戸後期になるとかわりに
白酒が女性にも広く飲まれるようになったのだそうです。
このドリンクは、生姜の味がしない「 甘酒 」のような味わいです。
子供が飲んでも、もちろん問題ありませんが、ちょっと見た目の
濁り具合が、お酒の「にごり酒」みたいでいいですね。
ひな祭りは、上巳節(じょうしのせつ)と呼ばれる行事が
起源だといわれています。3月初めの巳の日に、
水辺に出て災いをはらうためのみそぎやお祓いを行ったもので、
奈良時代の頃から、3月3日の行事として定着したそうです。
このとき、人形(ひとがた)が用いられていましたが、
これが「流し雛」の源流といわれています。
また平安時代には、小さくてかわいらしいことを「ひいな」と呼び、
幼女が小さな人形を用いて遊ぶことを、「ひいな遊び」といったそうです。
やがて…、別々のものであった「上巳節」と「ひいな遊び」とが一緒になり、
現在見られるような「ひな祭り」へと発展していったそうです。
ところで、みなさんの家では、
男雛(お内裏さま)と女雛(お雛さま)の
どちらを左に、どちらを右に並べますか?
昔から、左(向かって右)に男雛、
右(向かって左)に女雛という
配置が一般的でした。
ところが、昭和天皇の即位の礼が催された時に、
西洋式に天皇が向かって左、皇后が右に立たれました。
そこで…東京の雛人形業界では並べ方をそれまでとは
まったく反対にしたといいます。
しかし、京都の人々は伝統を重んじ、
今でも左に男雛となっているそうです。
あなたの家のお雛様はどちらに座っていますか?
10段階で5です。