熱帯果実の王女「とろけるマンゴー」 |
早旬果実とろけるマンゴー
(アサヒ飲料株式会社:東京都墨田区)
№0218
会社の5階にある自動販売機にて購入、110円でした。
前回書いた新登場の「 とろける洋ナシ 」は果汁15%で、
なめらかな白い果肉と香りのよさが特長でした。
「 とろけるマンゴー 」は、昨年同様に、
中味やパッケージデザインは変更せずに、
容器のラインナップだけ280g缶に変更しての登場です。
昨年は「とろける洋ナシ」同様にペットボトルの
500mlサイズだけでしたが、
今回は2種類同時販売のため、戦略を変えてきました。
コンビニはペットボトルで新製品の「 洋ナシ 」をプッシュ。
「 マンゴー 」はアサヒ飲料の従来からの自動販売機での販売。
またそれらをフォローする意味で、紙パック250mlも用意してあります。
ちなみに「 洋ナシ 」にも、紙パック250mlがあります。
アサヒ飲料は、「 バヤリース 」の「 早旬果実とろけるシリーズ 」で
かつての『 バヤリース=高級果汁ブランド 』の復権を
目指しているのだと思います。
果汁10%のマンゴーは、食感がまろやかで
香りもよく、甘味と酸味のバランスがいい
「 ゴールデンマンゴー 」を使用しています。
マンゴーには赤いマンゴーや黄色のマンゴーがあります。
赤いものは、外見がりんごに似ていることから
アップルマンゴーと呼ばれています。
赤いのは皮だけで中はオレンジ色です。
黄色のマンゴーはゴールデンマンゴーとも呼ばれます。
アップルマンゴーに比べると甘味と酸味のバランスがよく、
舌ざわりがなめらかです。
原産地のインドでは、マンゴーは4000年も前から食べられていて、
緑色のものや紫がかったものなど、たくさんの種類があるそうです。
前にも書きましたが、 インド原産のウルシ科の果樹 で、
実際の樹の高さは、大きいものでは20~30mにもなります。
メキシコなどから輸入されるケント、ヘイデン、
トミーアトキンスなどは、果皮が赤みを帯びて
リンゴに似ているのでアップルマンゴーと呼ばれています。
フィリピンから輸入されるマニラスーパーは、
果皮が黄色いのでゴールデンマンゴー。
なお、マンゴーはウルシ科の植物であるため、
果皮に含まれるウルシオールが原因物質となって、
食後1~2日くらい過ぎた頃に、口のまわりや顔、
手がかゆくなったり赤くはれたりすることがあります。
植物によって皮膚がかぶれやすい人や
「じんましん」が出やすい人は、注意が必要です。
こちらも果実感となめらかでとろけるような
食感を実現するために、マンゴーを3度にわたって
丁寧に裏漉ししてできあがった果肉分由来の
果汁だけを採用しています。
個人的には、もう少し
とろけてほしいです。
ところで…熱帯の果物のNo.1は…、
「 ドリアン 」「 マンゴスチン 」「 マンゴー 」
いったい誰なのでしょう?
10段階で7です。