毎年進化すること。 今年の「炭焼珈琲」 |
【上撰炭火焙煎】
炭焼珈琲
(ユーシーシー上島珈琲株式会社:兵庫県神戸市)
№0271
去年の7月29日に書いた「 炭焼珈琲 」が
また店頭に並ぶ季節がやってきました。
あの頃は、6月13日からブログを始めて
1ヶ月少し経ったころで…
遊びに来てくれる人が10人くらい。
そしていただけるコメントが2~4件くらいで、
もちろん0件のときも多かったです。
7月13日に書いた「伊右衛門」も…
当時のコメント件数は…0件でした。
時間の流れは早いものだと、昔の記事を読みながら
しみじみとこれを書いています。
青い色は…「夏季限定」です。冬は「黒のパッケージ」
前回の原材料は、生乳・砂糖・コーヒー。
そして今年は、あらたに「黒糖蜜」が加わっています。
ブログでも書いてきましたが、和Cafeは、トレンドです。
健康志向が高い人は、伝統的な自然食品に注目してきました。
その一つに沖縄産の黒糖があり、一般的な白糖に比べて
ミネラルやビタミンが多く含まれていることから、
様々な食品や飲料の甘味料に使用されています。
UCCのセルフカフェ「上島珈琲店」でも黒糖を使用した
コーヒーメニュー「ミルク珈琲 (黒糖入り)」は、
若い女性を中心にNo.1の人気を誇っているそうです。
こうした黒糖ブームを背景にして、今年の「夏季限定」は
炭焼珈琲の深いコクに、沖縄産の黒糖をあわせてきたと思います。
パッケージは「黒糖仕立て」と金文字が追加されています。
去年は【深いコクと豊かな香りをご堪能ください】について
「まるでお酒みたいです」と書きました。
今回は書かれていません。願いが通じたみたいです。
ただし「上撰」は譲れなったみたいです。
そもそも「上撰」とは、昔の1級酒のこと。
それも、明確な基準がある「呼び方」ではないのです。
平成4年4月に、お酒の級別制度が撤廃された時、
一部の大手酒造メーカーが、旧特級を「特撰」、
旧一級を「上撰」などと、呼び方を変更しました。
本来お酒の級別制度は、「美味しい」・「まずい」の
指標となるべきものでしたが、いつしか、お酒に税金を
かけるための「単位」に変わっていきました。
今年の炭焼珈琲は、黒糖のため、たしかにまろやかになっています。
そして去年も薄かったですが、より確実に味が薄くなっています。
今年のトレンドは「さっぱり」「すっきり」「クリア」かも知れません。
8/28までの限定デザインです。
私の楽しみは、今年の冬に出るはずの「黒パッケージ」に
夏と同じく、黒糖が入っているかどうかです。
継続は力なり!
私は自分のブログでそれを学びました。
10段階で5です。