花粉の季節 最終回 コカ・コーラがカルピスに恋をした! |
インターバランス L-92 のむヨーグルト
(カルピス株式会社:東京都渋谷区)
心地よい毎日 L-92 緑茶
(コカ・コーラナショナルビバレッジ株式会社:東京都港区)
№0513・0514
(左側:L-92 のむヨーグルト/右側:L-92 緑茶)
「 緑茶 」は、駅の近くのスリーエフにて購入、160円でした。
「 L-92乳酸菌 」といえば、カルピスの保有する乳酸菌です。
花粉症での臨床効果に加えて、通年性アレルギー性鼻炎での
臨床効果も科学的に実証された乳酸菌なのです。
カルピスとコカ・コーラがこれから展開していくのが、
カルピスの持つ乳酸菌関連技術などをベースとした
健康分野での共同事業なのだそうです。
両社は今後、健康・機能性飲料の分野で体制を整えていくそうです。
その第一弾が、「 L-92乳酸菌 」を活用したプロジェクト。
「 現代人の健康習慣をサポート 」する乳酸菌として
コカ・コーラが「 心地よい毎日 L-92緑茶 」を、
カルピスが「 インターバランスL-92 」を発売します。
しかしコカ・コーラが使っているということは…
この「 L-92乳酸菌 」をライバル会社が認めたことになりますね。
負けず嫌いな会社なら、同じような効果をもつ乳酸菌を
ヨーグルトみたいに開発して売り出せばいいのに、
あえてこのブランドと手を組んだ理由は、
やはり効果ありということなのでしょう。
コカ・コーラが、カルピスの「 L-92乳酸菌 」を選んだのは、
〇実験によって信頼性のあるデータが得られている
〇信頼のある研究機関で研究開発が進んでいる
〇最近の学会発表などで注目されている… などの理由からです。
今回の共同プロジェクトが、正式に記者発表されたのは、
昨年の11月24日のことでした。会場のホテルニューオータニでは、
両社の社長が出席して今後の抱負を語り合ったそうです。
しかし…このドリンクには「 現代人の健康習慣に 」としか、
パッケージには書かれていません。
もちろん薬ではありませんので、花粉の「 花 」の字も
どこにも書かれていませんね。でも書かなくても良いくらい
「 L-92乳酸菌 」は、みんなから、認知されています。
ちょっと苦めの、色がクリアでない緑茶。
そんな感じで、味は違和感なく楽しめます。
L-92乳酸菌+ カテキン も入っていて、
オマケ好きな私のハートをくすぐる憎い組み合わせです。
10段階で6です。
会社帰りのイトーヨーカドーにて購入、108円でした。
のむヨーグルトタイプで、脂肪分ゼロ。150g入りです。
こちらは、この季節の定番商品になってきました。
正式な名称は、【 ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株 】
ヨーグルトや発酵製品を作る一般的な乳酸菌の仲間です。
カルピスが、1917年の創業以来90年間にわたり、
微生物活用技術の研究を行なった結果の乳酸菌です。
カルピスの基盤技術研究所では、約2000種類の
菌株を保有しているのだそうです。
その中から選抜されたL-92乳酸菌が、
特に高い抗アレルギー作用を示したのだそうです。
アレルギーは、薬などで一時的に抑えることもできますが、
本当は、体の免疫バランスを、自分自身できちんと整えて、
アレルギーに抵抗できる体質を作ることのほうが大切です。
この「 のむヨーグルト 」だけ、チルド製品なので
生きたまま「 L-92乳酸菌 」が配合されています。
その他の製品は、品質の安定を保つため殺菌されています。
しかしL-92乳酸菌は、研究の結果…生きていても、いなくても、
いずれも期待される特徴には差が無いことが確認されています。
でも…生きている乳酸菌のほうがありがたい気がします。
花粉予防の基本として、マスクはもうすっかり定着しています。
新造人間キャシャーンのような超立体マスクを見ても怖くありません。
最近では、花粉予防の専用メガネも発売されて、これも効果があると
認められてきたようなので…、目のかゆみで悩んでいる私などは
いつか使ってみたいと思っています。
外出時に衣服や頭髪についた花粉が室内でさらに飛び散り、
花粉アレルギーを起こすことがあります。
外出時には帽子やスカーフを利用し、室内に入る時にこれらと共に
衣服全体についた花粉を払い落とすようにしましょう。
最近では、そんな花粉対策の衣類用スプレーも売っていますね。
外出前に、環境省のホームページ「 はなこさん 」で
花粉の飛散状況を確認することも花粉症対策としては有効です。
そしてまた…このパッケージにも緑茶同様に…
「 現代人の健康習慣に 」としか、書かれていません。
こんなところでも、共同作業の片鱗がうかがえますね。
10段階で7です。