花粉の季節:付録 東京都が花粉のない森づくり |
花粉症対策に取り組んでいる東京都は、
4月から「 花粉のない森づくり運動 」を
始めると新聞などを通して発表しました。
東京都は、多摩西部の山間部で発生するスギ花粉量を
今後10年間で2割ほど削減する予定なのです。
毎年120ヘクタール(約18万本相当)の杉を伐採して、
替わりに花粉の少ない杉や広葉樹を植えます。
また森林への理解を高めより広い協力を得るために、
募金活動にも取り組むことになりました。
森づくり運動は、作家のC・W・ニコル(*)氏や
東京大学名誉教授の養老孟司氏などが
発起人となっているそうです。
多摩西部地区のスギを花粉の少ない種に植え替えるための費用として、
来月1日から銀行振込や募金箱で都民から寄付を募るそうです。
あわせて植林作業のボランティアも募集するそうですので、
興味がある人は参加してみるのもいいかも知れません。
C・W・ニコル氏…、ハムの人 ですね。
早く、「 花粉のない森づくり運動 」の効果がでることを願っています。
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(*)C・W・ニコル
1940年7月17日英国南ウェールズ生まれ。
1980年から長野県黒姫に居を定め、執筆活動を開始。
日本の自然を愛するあまり、1995年7月、日本国籍を取得。
1984年に地元の放置林を買い取って「 アファンの森 」と名付け、
地元の森の達人松木氏とともに、森の再生活動をはじめる。
2001年よりNPO法人「 アファンの森基金 」、
2002年より「 C.W.ニコルアファンの森財団 」の代表。