まろやかな旨みの季節がやってきた 「 口切り一番茶 」 |
お~いお茶
口切り一番茶
季節限定
まろやかな旨み
(株式会社伊藤園:東京都渋谷区)
№0652
このお茶が登場すると…夏の終わりを感じます。
伝統的な「 口切りの茶事 」に習って、先人の知恵と伝統が息づく、
秋の旬な味わいです。円熟味のあるまろやかな旨みが特長です。
静岡産の春摘み一番茶を、伊藤園独自の貯蔵製法で熟成していて、
円熟味のあるまろやかな味わいに仕上がっています。
熟成感・濃厚感のあるまろやかな旨みが特長なのですが、
しかしこれは、逆によく考えてみると…
「 お~いお茶 緑茶 」や「 お~いお茶 濃い味 」などの
定番商品とは逆のベクトルの味わいのお茶になりますね。
「 茶葉の青臭みが抜けたまろやかさ 」を売りにするならば…
本来の一番茶は「 まろやかではない 」ということになります。
ボトルの横には、「 口切り 」について、このように書かれています。
【 茶の湯の世界では、春に摘み採った新茶を
茶壷に入れ壷の口を封して秋まで寝かせます。
秋になり壷の口を切って、その年のお茶を
初めて味わう「 口切の茶事 」。この伝統に習い、
新茶を低温で寝かせてからつくりあげました。
春に摘んだ一番茶を熟成させました。
青臭みが程よく抜けて、円熟味の増した
まろやかな旨みを楽しみください。 】
「 口切りの茶事 」とは、茶の湯の世界で現在でも
執り行われている一年で最も重要な茶事です。
春に摘んだ新茶を茶壷に入れ、口を封して寝かせ、
秋に口を切ってその年のお茶を初めて味わうのです。
江戸時代には、朝廷への「 献上茶 」や
幕府への「 御用茶 」として用いられました。
「 口切り一番茶 」の原料茶は、この伝統に習い
伊藤園さん独自の貯蔵製法で低温熟成させた
静岡県産一番茶を100%使用しています。
低温で一定期間寝かせ熟成させたことによる、
茶葉の青臭みが程よく抜けたまろやかさが特長です。
原料のもつ特長を活かすため、香りを引き出す原料茶と
甘みやコクを引き出す原料茶を分け、それぞれに適した
「 二温度帯抽出 」という方法で抽出しているのだそうです。
これにより、円熟味のあるまろやかな旨みになるのですね。
大和絵の象徴である雲紋(うんもん)をモチーフに、
黄色をベースとした色合いで「 伝統感 」と
秋の「 季節感 」を表現しているそうです。
去年は淡いピンクが配色されていて、可愛いかったのですが、
今回の色合いは、ちょっと迷彩カラーみたいですね。
10段階で8です。