ボジョレー ヌーヴォー解禁日 「 赤葡萄 」 |
赤葡萄
コンコードグレープのみ使用
果汁100%
(株式会社東京めいらく:千葉県佐倉市)
№0714
会社帰りのスリーエフにて購入、126円でした。
今日はボジョレー ヌーヴォーの解禁日ですね。
ボジョレーとは、フランス・ブルゴーニュ地方南部の
ワイン産地の名前です。ガメ種という葡萄からつくられた
フルーティな赤ワインが、今日から飲むことができます。
ヌーヴォーは、その年に収穫した葡萄で作った「 新酒 」のこと。
つまり、ボジョレー地方でつくられた「 新酒 」が
「 ボジョレー ヌーヴォー 」と呼ばれているのです。
ボジョレー ヌーヴォーの場合は、普通のワインとは違って、
「 マセラシオン・カルボニック 」という製法で作られます。
通常は収穫した葡萄を破砕して機械でプレスしますが、
この製法では摘み取った葡萄をつぶさずに、
房のまま密閉ステンレスタンクに入れます。
タンクに詰める際に一部の葡萄がつぶれ、
その果汁が醗酵することによって、炭酸ガスが発生します。
そのままタンク内に炭酸ガスを充満させておくと、
葡萄の果皮の成分が少しずつ果肉に広がって、
赤い果実の香りが生まれるのです。
さて…今日は、この「 赤葡萄 」を飲んでみました。
念のため、これはお酒(ワイン)ではありません。
この「 赤葡萄 」は、ガメ種ではなく コンコードグレープ を
100%使用したぶどうジュースです。
甘味だけでなく酸味や渋みのバランスがとれているから、
濃厚で贅沢な味わいで、ワインを飲むような感覚になります。
コンコードグレープはアメリカ系を代表する品種で、
果実は紫黒色で4g前後の大きさになります。
甘味だけでなく酸味、渋みのバランスがよく、
果汁も多いためジュースには最適なのです。
さらにこれ1本で、ポリフェノール460mgが摂取できます。
また最近注目されているプロアントシアニジンも30mg入っています。
「 フレンチ・パラドックス 」でも有名なポリフェノールのことです。
これはフランスのルノー博士が発表した論文のタイトルにもなり、
この名前が最近各雑誌やメディアなどで取り上げられえています。
一般的に動物性脂肪を摂りすぎると、心臓病の発生率が高いのですが、
フランスは動物性脂肪を多く摂っているにも関わらず、
心臓病(動脈硬化などによる)の発生率が低いのだそうです。
逆にイギリスでは摂取量に比べて、高い死亡率となっています。
この学説上の矛盾を「 フレンチ・パラドックス 」と呼びます。
食品の組み合わせという観点から研究が行われていて、
両国での消費量に大きな差のある赤ワインに
秘密があるのではないかと考えられているのです。
原材料には、ぶどうのほか、そんなコンコードグレープに多く含まれる
ポリフェノールに注目して、種子の抽出物が入っています。
10段階で7です。