自然のままのおいしさ 「 有機栽培緑茶 」 |
自然のままのおいしさ
有機栽培緑茶
国産茶葉100%使用
(株式会社伊藤園:東京都渋谷区)
№0736
会社帰りのマルエツにて購入、138円でした。
ちょっと小振りの350mlのペットボトルです。
茶畑から製造に至るまで「 有機JAS規格 」の
認証を受けた緑茶飲料「 有機栽培緑茶 」です。
1都8県( 東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城・
群馬・山梨・長野 )限定で発売となっています。
低温長時間抽出によって、自然のままの緑茶の香りや
すっきりとした甘みを充分に引き出し、高品質、安全、
おいしさにこだわってつくりあげました。
化学合成農薬や化学肥料を使用しない、
自然で豊かな土壌で育てられた、
環境にやさしい緑茶飲料です。
「 有機JAS規格 」とは、有機農産物および、
有機農作物加工食品の日本農林規格のことです。
表示については、 有機栽培のコーヒー豆 のときに書きましたが、
今回のJAS法改正において、有機農産物及び
有機農産物加工食品の特定JAS規格を定めて、
規格に適合するかどうか検査を受けた結果、これに合格して
「 有機JASマーク 」が付けられたものでなくては
「 有機栽培トマト 」や「 オーガニック紅茶 」等の
表示をしてはならない制度が導入されたのです。
これにより、「 有機低農薬栽培 」、「 有機減農薬栽培 」等の
紛らわしい表示が規制され、有機JASマークは、有機食品の
適切な表示をしているものである目印となったわけです。
( 農林水産省 「 JAS制度・関連法令 」参照 )
お茶の場合も同様に、最初に収穫(摘採)する前の
3年以上の間、原則有機JAS規格で認めていない
農薬や化学合成肥料を使わずに土づくりをすることや、
遺伝子組み換え技術や放射線技術を用いていないこと、
生産から出荷までの生産工程管理などの
記録をとることなどが定められているのです。
さらに、その生産から最終包装に至るまで、
有機性が侵されることのないように厳しく
第三者認定機関に検査され、認証されています。
最近は食の安全・安心に対する意識への高まりとともに、
このような「 有機食品 」への関心も高まっています。
伊藤園さんは、創業以来「 自然・健康・安全・良いデザイン・
おいしい 」を創業からのコンセプトに、自然の恵みを大切に、
安全で高品質な製品づくりに取り組んでいました。
緑茶の有機農法に関しても1973年頃から取り組み、
自然の力をいかした土壌改良による畑づくりや、
自然のままのおいしさにこだわった製品を目指したのです。
今年の9月からは、急須用の製品として有機JAS認証を受けた
「 有機栽培のおいしいお茶 」を販売していましたが、
今回の「 有機栽培緑茶 」は、伊藤園さんとしては
初の有機栽培緑茶のペットボトルドリンクとなるのです。
厳しい基準のもとでつくられた、安全で環境にやさしい有機栽培緑茶。
以前からこのような取り組みで頑張っている有機栽培茶はありました。
しかし大手の伊藤園さんから発売されることにより、
今まで以上に、より多くの人に有機栽培茶のことを
理解してもらえる日がくることを信じています。
しっかり茶葉の甘みも伝わり、口の中にエグミも残りません。
農薬の有無だけではなく、このお茶に対する
造り手の愛情を感じることが出来ます。
10段階で9です。