2月14日は、バレンタインデー。 |
その昔、3世紀のローマでは、『 兵士に大切な人がいると
士気が下がる 』と、兵士たちの結婚を禁止していました。
しかし、キリスト教の司祭バレンチノ( 英語でバレンタイン )は、
この法令に反対し愛し合う男女を密かに結婚させていたため、
皇帝の怒りをかってしまい2月14日に処刑されてしまったのです。
以来その日は、司祭バレンチノの死を悼む宗教的行事となりましたが、
その後14世紀頃になると愛を伝える日として男女を問わず
贈り物やカードを交換するようになったと言われています。
海外では、バレンタインデーには男性が女性へもプレゼントを贈ります。
また友達・家族などもお互いにカードや花束、お菓子などを贈るのです。
女性が男性にチョコレートを贈ると言う習慣は日本独自のものですね。
チョコレート会社がバレンタインデー向けに広告を出したのが最初です。
その後ハート型のチョコや『 女性から男性へ 』という宣伝もあり、
このキリスト教のイベントが日本でも徐々に広まっていきました。。
チョコレートというと、どうしても「 甘い 」「 太る 」や
「 ニキビができる 」などのイメージになると思いますが、
実はチョコレートの原料となるカカオ自体には甘みはなくて、
私達がチョコレートを食べて感じる甘みは砂糖の甘みなのです。
最近よく「 カカオ○% 」と表示されたチョコレートを見かけますが、
カカオがたくさん含まれているチョコはとても苦いものなのですね。
この苦味はカカオ・ポリフェノールといって、最近健康にいいと
話題にもなっています。このカカオには、活性酸素の働きを抑える
抗酸化作用があり、動脈硬化予防やガン予防などの効果や、
コレステロール値を抑える効果があると言われています。
オススメはカカオ含有量の高いチョコレート。
しかし、含有量が高すぎるとまったく甘みもなく
チョコレートを食べているような感じがしません。
70%くらいまでが、適度な甘さもあり食べやすいです。
最近のバレンタインデーは、「 本命 」「 義理チョコ 」などの
昔からのパターンのほかに、友達同士で贈る「 友チョコ 」や、
自分のため贈る「 ご褒美チョコ 」などもあるそうです。
いろいろバリエーションが増えてきたみたいですね。
この日本の状況を…バレンチノさんはなんて思うでしょうか?