スペシャルなFIRE & いつものFIRE |
FIRE Special
挽きたて高級豆使用
FIRE 挽きたて微糖
(キリンビバレッジ株式会社:東京都千代田区)
№1099・1100
(左:スペシャル/右:微糖)
2006年に発売した「 挽きたて 」シリーズが、
「 鮮度感のある、品質にこだわった商品 」と
ファンからの絶大な人気で、売り上げが好調のようです。
昨年は、缶コーヒー市場全体が前年並みだった中において、
この「 ファイア 」ブランドは、前年に比べて106%と伸びて、
キリンさんの史上過去最高となる3,002万ケースの販売を
記録したのだそうです。まさに今が旬のコーヒーなのですね。
今回発売された、この「 キリン ファイア スペシャル 」は、
洗練された香りとコクが特徴の「 コロンビア・スプレモ 」を
中心としたブレンド豆を贅沢に使用しているのが特徴です。
コロンビアはブラジルに次ぐ、世界第2位の生産量を誇ります。
そんなコロンビア豆は粒の大きさにより格付けされていて、
「 スプレモ 」は大粒豆のみの厳選高級品なのだそうです。
その下のランクに「 エキセルソ 」と呼ばれる標準品があります。
「 コロンビア・スプレモ 」の豆は、青緑色の大粒で
重厚なコクと豊かな香りが特徴の豆なのだそうです。
ほかのFIREコーヒー同様に、豆を挽いてから18時間以内に
抽出することで、豆の香りを封じ込めているのですね。
さらに、豆の贅沢な味わいをそのまま一気に抽出する
「 ストレート抽出 」をこちらも採用することで、
高級豆のコクをうまく際立たせています。
コーヒーの香りが、飲んだ後まで楽しめます。
こうして飲み比べると…やはりコーヒーも、ほかの果物と同じで
味わいや香りに個性があるのがよくわかりますね。
パッケージは重厚感のある濃紺をベースに、
上下に金をあしらうことで高級感が漂います。
香りとコクのスペシャルなファイアであることが
名前からストレートに伝わってきますので、
値段が同じならばどうしても買いたくなります。
10段階で8です。
2枚目の写真は「 キリン ファイア 挽きたて微糖 」です。
こちらはリニューアルされての新発売です。
「 挽きたて微糖 」は、昨年「 キリン ファイア 」で
はじめて単品の年間販売数量が1,000万ケースを
突破するなど、キリンを代表する売れっ子なのです。
そんな好調さゆえに、素早い品質改良を行っています。
今回は香味・甘さのバランスを再調整してきました。
こうした努力によって、おいしさはそのままに、
さらに香り高い味わいになっています。
車などで毎年マイナーチェンジするのと似た感覚ですね。
パッケージは好評な現行のデザインをベースに、
新たに正面に「 香りUP! 」と「 2008 」の文字。
後ろには「 低カロリー 100g当たり17kcal 」
のアイコンを分かりやすく、目立つように入れています。
ただしスペシャルと同時に飲んだためなのか…
あまり「 香りUP! 」の効果は感じられませんでした。
パッケージからは、「 おいしさ 」と「 安心感 」が
ちゃんと伝わってきますね。
どんどん良くなることは、いいことですね。
10段階で7です。