森永謹製 「 小岩井コーヒー 豆2倍 」 |
小岩井コーヒー
豆2倍
期間限定
(森乳業株式会社:埼玉県行田市)
№1781
会社近くのミニストップにて購入、ちょっと高めの137円でした。
問い合わせは小岩井乳業さんですが、製造は森乳業さんです。
9月28日の小岩井乳業さんのニュースリリースに、興味深い
記事が載っていたので、抜粋して記録しておきますね。
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小岩井乳業株式会社の資本構成の変更および事業基盤強化について
キリンホールディングス株式会社( 社長 三宅占二 以下KH社 )、
キリンビバレッジ株式会社( 社長 前田仁 以下KBC社 )、
小岩井乳業株式会社( 社長 布施孝之 以下KIW社 )は、
KH社がKBC社の所有するKIW社株式を全株取得し、
さらにKIW社の第三者割当増資を引き受けて、KIW社を
KH社直轄の事業会社とすることで合意しました。
同時に、KIW社は東京工場チルド飲料製造事業を新設分割し、
その株式を全てKBC社が取得することで合意しました。
こうした資本構成の変更と財務体質強化をベースにKIW社は
これまで以上に乳事業に特化し、事業基盤の強化を図ります。
なお、一連のスキーム変更は、2011年1月を目途に完了する予定です。
KIW社は、小岩井農牧株式会社の乳業部門を分離独立させ、
1976年に小岩井農牧社とキリンビール社の折半出資により
設立されました。2005年に は、KBC社のチルド飲料部門との
機能統合により事業基盤の発展を目指しました。
また、2007年には、小岩井ブランド乳飲料を除くチルド飲料事業を
KBC社に譲渡し、乳事業の強化を行ってきました。
しかしながら、厳しい市場環境下において、今後のKIW社の
さらなる発展と企業価値向上のために、現在KIW社が行っている
KBC社のチルド飲料製造受託および販売・物流業務受託を
2011年1月に終了し、乳事業へのさらなる特化が必要と判断しました。
また、今回のKH社によるKBC社所有KIW社株式の取得
およびKIW社の第三者割当増資の引き受けや、KIW社東京工場
チルド飲料製造事業の新設分割後のKBC社による株式取得といった
一連のスキーム変更を経て、これまでのコスト構造を抜本的に見直した
リーン経営の推進に向け、一層の事業基盤強化・発展を図っていきます。
今後KIW社は、設立当初より目指してきたプレミアム分野に
強みを持つ乳業メーカーとして、さらに小岩井ブランド価値を高め、
事業基盤の強化を図ります。商品においては、発売25年を超え
ファンを増やし続けている「 小岩井生乳100%ヨーグルト 」を始めとした
発酵乳カテゴリー、「 小岩井純良バター 」を始めとした
こだわりを持つ乳製品カテゴリーに経営資源を集中させ、
小岩井ブランド価値をさらに高める魅力ある商品の開発を行います。
販売においては、小岩井ブランドの強みを発揮できる首都圏を始めとした
都市部や岩手県エリアに集中的に資源を配分し、お客様との接点の
拡大を目指します。生産においては、小岩井工場を基幹工場とし、
これまでと同様に品質を最優先しながらも、コスト競争力ある
体制を構築し、生産性の向上を図ります。
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小岩井乳業さんの親会社、キリンホールディングスは28日、
傘下の小岩井乳業の事業を大幅に縮小すると発表しました。
売上高の4割を占めるチルド飲料事業を約120人の社員ごと
グループ内のキリンビバレッジに移管。全社員の1割強にあたる
50人の希望退職も募集し、約450人いる社員は6割まで
減る見通しです。
知名度がある乳製品に 集中して生き残りをめざすのですね。
紙パック入りチルド飲料を生産している埼玉県狭山市の
工場の一部がキリンビバレッジに社員ごと譲渡されるそうです。
小岩井は1891年に、三菱の創始者岩崎弥太郎の
弟らが岩手県に設立した農場が起源です。
そんな「 小岩井コーヒー 」の豆の使用量を2倍にした
期間限定の乳飲料なのですが、オリジナルとの
差別化が難しくなりそうですね。
ミルク感は良いのですが…コーヒーの味わいアップを
期待していた分、少しあてがはずれて残念でした。
今後の小岩井ブランドの復活に期待します。
10段階で6です