今年も、来年も、再来年も…ずっと、よろしゅうに |
伊右衛門(いえもん)
石臼挽き茶葉の旨み
(サントリーフーズ株式会社:東京都渋谷区)
№0160
あの「スタジオ・ジブリ」などの音楽でおなじみの
「 久石譲 」さんがBGMを担当していて…、
とっても心地よいコマーシャルです。
これより …もっと元旦にふさわしい気がしており、
いまさらながら、ちょっぴり反省しております。
7月13日に書いた「 宮沢りえです。 」のホット専用缶。
【 年初のあいさつ篇 】
本木雅弘(*)『 今年もよろしゅうな… 』
宮沢 りえ 『 今年も、来年も、再来年も…ずっと、よろしゅうに。 』
ナレーション 『 寛政二年創業、京都福寿園のお茶 』、
本木 雅弘 『 ええ年にしような。 』
曲の問い合わせも多いようですが、現在のところ、
伊右衛門のCM曲「タイトル」はまだないとのことで、
また、音源や楽譜も無いのだそうです。
CDになって販売されればすぐに買うのに…、残念です。
創業1790年の京都「福寿園」の茶匠が厳選した
無香料・国産茶葉100%の茶葉だけを使い、
石臼挽き茶葉をひとつまみあわせています。
サントリーが誇るウイスキー「山崎」の天然水を使って
淹れていることは、夏にも書きましたが、
できるだけ余計な熱をお茶にかけない製法を
ペットボトルで採用しています。
一般に、上質な茶葉ほど低温で淹れるとおいしいと言われます。
そうすることで、茶葉の自然な甘みが引き出せるからです。
従来のペットボトルの緑茶飲料は、せっかく低温で淹れても、
中身殺菌(135℃で数十秒間殺菌)をした後に、
容器や充填環境を殺菌するために
85℃前後の高温で充填していたのです。
それでは本末転倒です。
伊右衛門は、「無菌ルーム」を造り、
その中で殺菌済みの容器に中身を詰めるため、
中身殺菌後、30℃前後の常温で
充填できるようになったのです。
ただし…中味はホットもコールドもまったく同じものだそうです。
「お客様相談室」のイトウさん、ありがとうございます。
今年の「初電話」でした。
中国より伝えられ、京都で育まれた日本の「茶文化」。
「東洋の心」とまで賞される日本の茶文化。
その原点は、やはり京都にあるそうです。
日本茶の歴史は、1191年京都高山寺に播かれた
一粒の種子により始まり、当初は貴族の間で珍重して飲まれ、
また薬としても使われていました。
この貴族階級がさかんに行った茶の湯が、千利休を中心とする茶道となり、
ワビ・サビの精神文化へと昇華していきます。
茶道はさらに一期一会といった倫理をも含むようになり、
「日本の心」として世界に誇れる茶文化が生まれたのです。
素敵な一服ですね。
一服とは元来、茶道の言葉なのです。
前回と同じく、好きなお茶なので、
10段階評価9をつけました。
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(*)本木 雅弘
本木 雅弘(もとき まさひろ)埼玉県桶川市出身。シブがき隊として、
本木(モックン)、布川敏和(フックン)、薬丸裕英(ヤックン)の3人でデビュー。
たのきんトリオに続く三人組のトップアイドルになる。
シブがき隊解散後は、本格的に俳優活動を開始。所属事務所:フロムファースト。
舅は、ロックミュージシャン内田裕也、姑は、実力派女優の樹木希林、
妻は裕也夫妻の愛娘で婿養子の形で結婚。