続・フォション物語 ~ダブル・リッチ~ |

FAUCHON ミルク分50%
フォーション ダブル・リッチ・ティー
(アサヒ飲料株式会社:東京都墨田区)
№0186
製造はフレスコ株式会社の大井川工場(静岡県志太郡)で行われています。
通勤途中のサンクスにて購入、158円でした。
期間限定のアッサム紅茶葉を使用しています。
アサヒ飲料は、2003年に日本国内での紅茶飲料に関する
独占的ライセンス契約を締結した、FAUCHON<フォション>との
共同開発商品『フォションダブル・リッチ・ティーカップ200ml』を、
1月下旬から5月下旬までの期間限定で、販売しています。
今後『フォション』ブランドのチルドカップ飲料は、
季節に合わせた紅茶の味わいを楽しむために、
シーズン限定での展開を行っていくのだそうです。
前回、「 フォション物語(上) 」「 フォション物語(下) 」で書いた
ドリンクのいわば続編です。ただし今後どんどん販売されたら…
「 STAR WARS(スター・ウォーズ) 」のように
エピソードの番号をつけなくてはいけませんね!
今回新発売する『フォション ダブル・リッチ・ティー 』は、
甘く濃厚な紅茶の香りと味わいが楽しめるように
茶葉に強いコクのある味わいと芳醇でやわらかな香りが特長の
「アッサム」茶葉を使用しました。
前回のミルクティーは「アールグレイ」を使ったものでした。
すこし復習をすると…「アールグレイ」とは、産地名ではなく
ベルガモットの香りがつけられている紅茶のことでしたね。
話を戻して…さらに「アッサム」茶葉の量を普段の1.5倍も使用して、
濃厚で飲みごたえのある味わいに仕上げたそうです。
「アッサム」は、「ダージリン」「ニルギリ」と並ぶインド3大紅茶の1つです。
生産量も多く、アッサム種の茶樹から摘まれるアッサム紅茶は茶葉が大きく、
味わいが濃くでるのでミルクティーに適しています。すべて産地の名前です。
余談ですが、「ニルギリ」とは「青い山脈」という意味ですが、
なかなか日本では見かけません。
また、今回…茶葉の深い味わいを最大限に引き出すために、
ポットで紅茶を淹れるときと出来るだけ同じ状態で抽出する
【蒸らし抽出】という技術を採用したそうです。
ミルク分には、コクのあるアッサム茶葉の味わいに合う
濃厚なミルク感を実現するために、生乳にコンデンスミルクを
ブレンドしたオリジナルミルクを50%ほど使用しています。
そのために、このティー・オレは、甘さはかなり強いです。
ただし「アッサム」がミルクのコクの中でも、強く紅茶の味を主張しています。
名前の「フォションダブル・リッチ・ティー」ですが、
意味がよくわからなかったので「お客様相談室」の
ヤスエさんに訊ねてみました。
『紅茶とミルク両方の濃厚な味わいを楽しんでいただけるために
「ダブル・リッチ」と名前をつけました。』
…紅茶もアッサムでリッチ。ミルクも50%でリッチ…。
両方で「ダブル・リッチ」なのだそうです。
「フォション」を買う時点で、充分リッチだと思うのですが…
物語は…まだまだ続くと思います(次回作はたぶん5月頃)
10段階で6です。