温州みかんにヨーグルト 「 みかんラッシー 」 |
みかん
ラッシー
(日本ルナ株式会社:京都府八幡市)
№0447
会社帰りのデイリーヤマザキにて購入、137円でした。
ラッシーシリーズの第4弾は、冬の定番、みかんです。
前回の「 バナナラッシー 」については、7月20日に書きました。
愛媛県産温州みかんのピューレと果汁にヨーグルトをあわせた、
季節感溢れる乳製品乳酸菌飲料(ラッシー)です。
「 温州みかん 」独特の華やかさをお楽しみください。
みかんの産地や種別にこだわった期間限定商品です。
ラッシー は、インドの国民的飲料で「 飲むヨーグルト 」のことです。
バナナやマンゴーを使うものが、定番になっています
でもこの時期のみかんとヨーグルトの組み合わせは、
季節感たっぷりで、どうしても飲みたくなってきます。
温州みかんは中国からの小ミカンが
鹿児島県長島で突然変異によって
種なしが出来たもので、日本生まれなのです。
だから英語では「 サツマオレンジ 」といいます。
みかんの皮を乾燥させたものは「 陳皮 」と呼ばれ
咳を止める薬効があるといわれています。
漢方薬でも有名です。「陳」は古いという意味があり、
この字が示すように、古いものほど良質で、高級品です。
温州みかんは品質が良いのに、昔はなぜか小さな種のある
紀州みかんが普通に、みかんとして植えられていたのです。
明治以降まで栽培されなかったのは、「 種子なし 」は
家が続かないとして、忌み嫌われたことによるそうです。
しかし、明治時代にもなると…そのような迷信よりも、
品質と食べ易さが優先される時代になってきました。
みかんというと、江戸時代には紀州みかん(*)のことでしたが、
現在では温州みかんのことを指すようになりました。
このラッシーは、さっぱりしていて、みかんの酸味は
そんなに強くありまえん。ラッシーも酸っぱくありません。
「 のむ ヨーグルト 和歌山温州みかん 」の方が酸っぱいですね。
どちらかというと…甘夏のマーマレードを溶かしたような
味わいで、ゴクゴク飲むことができます。
10段階で7です。
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紀州みかん
中国原産ですが日本にも古くから存在します。江戸時代にはみかんの代表で、
紀伊国屋文左衛門が江戸に運んだのも紀州みかんです。果実は30g~40gで
香りよく美味ですが、小粒なために明治中期以降は温州みかんに主役の座を
明け渡しました。鹿児島や和歌山が主な産地です。