「 ピルクル 」飲んで、アメリカに行こう! |
特定保健用食品
ピルクル
甘さスッキル
(日清ヨーク株式会社:埼玉県羽生市)
№0460
箱の正面には、このように書かれています。
【「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。」】
ここで止まっていますが…。バランスをどうすればいいのでしょうか?
ピルクルのネーミングは、1620年に英国から
自由を求めてメイフラワー号で新大陸(アメリカ)に
渡った人たち「 ピルグリム・ファーザーズ・クルー 」
(Pilgrim・Fathers・Crew)を略したものだそうです。
彼らの持つ人生の新しい可能性に向けて
ひるむことなくチャレンジする精神にあやかり、
お客様がいつもフレッシュで健康な日々を
送るよう願いを込めて商品名になりました。
面白い開発秘話が日清ヨークさんのHPに載っていました。
「 ピルクル 」という商品名は、実は当時の社長が名付け親なのだそうです。
ある朝、社長から「 これから行くから待っててくれ 」との電話が入り、
自ら社長車を運転して来て、開口一発「『 ピカ 』って名前はどうだ? 」
研究員が浮かない顔をして受け答えたようなので…、
結果、社長はそのまま肩を落として帰って行ったのだそうです。
ネーミングはそこから二転三転したそうですが、
結局は最後に社長が考えた「ピルクル」になったそうです。
もしあの時、研究員一同が賛成して「 ピカ 」で盛り上がっていたら、
今日のドリンクは「 ピカ 」という名前だったかも知れませんね。
ピルクルには乳酸菌の一種であるカゼイ菌が入っています。
「 ピルクル 」の開発に携わった研究員が生まれ育った
昭和中期は、今のように飽食の時代ではありませんでした。
牛乳は毎日飲んでいましたが、乳酸菌飲料は「 おやつ 」に
ちかい感覚で、飲める機会はそう多くありませんでした。
だから「 これを思い切り飲んでみたい 」と思った原体験が、
社会人になってからも心のどこかに残り続けていて…。
「 思い切りゴクゴク飲める乳酸菌飲料 」の開発は、
このようなきっかけで始まったのだそうです
私もヤクルトの1Lパックを飲んでみたいと、子供の頃に思った
ことがありましたので、みんな同じことを考えているのですね。
適切な甘味の強さは、甘味の質は、これに見合う酸味は、
茶色の度合いを見出す為の原料配合はいかなるものか、
カラメル化の温度・時間は、次に使用する乳 酸菌種は、
はっ酵の温度・時間は、はっ酵終了のタイミングは、
おいしさをかもし出す香料は…などなど。
さまざまな研究を重ねた結果、「 ピルクル 」が出来上がりました。
カゼイ菌(NY1301株)は、生きたまま腸まで届き、
腸内の環境を改善し、おなかの調子を良好に保ちます。
一般的に乳酸桿菌とも言われています。
NYとは社名の「 Nissin York 」の略で、
1301とは、乳酸菌株の管理番号です。
この生きたカゼイ菌がピルクル65mlあたりに
150億個含まれていて、これは ヤクルト 65mlあたりの
乳酸菌の数と同じです。ライバルを意識しているのですね。
「 ピルクル 」の色は、糖と脱脂粉乳に含まれるアミノ酸が
熱を加えた時に出来る自然のしくみ(褐変反応)によるもので、
着色料などは一切使用していないそうです。
「 ピルクル 」の製造方法で最も特徴的なのは、
はっ酵に約100時間を費やしていることです。
ゆっくりと美味しい色に変っていく…。
そんな「 時間 」を楽しんでみてください。
10段階で8です。