春の息吹を感じるやわらかな甘み 「 京都 宇治茶 」 |
お~いお茶
京都 宇治茶
宇治抹茶入り
(株式会社伊藤園:東京都渋谷区)
№0492
「 お~いお茶 」シリーズの新作。
季節限定の「 お~いお茶 京都宇治茶 」です。
京都府産の宇治茶を100%使用していて、
甘い上品な香りが特長です。
真っ赤なボトルがコンビニでも目だっていますね。
数量限定と書かれていますが、春先までは
在庫のほうは、充分大丈夫なようです。
甘い上品な香りが特長だと先ほど書きましたが、
宇治抹茶の「 かぶせ香 」と呼ばれる
やわらかな甘みをひきだした緑茶です。
口に含んだ印象は、軽くて飲みやすいです。
にがくもなくて…これが伊藤園さんのいう
春らしさなのかも知れません。
「 かぶせ茶(覆いをして光を遮って栽培した緑茶) 」と、
すっきりとした甘みの「 浅蒸し茶 」。
これに宇治抹茶を加えています。
伊藤園さんの「 自然抽出・フレッシュ製法 」も、
もちろん採用されています。
抹茶は、茶葉を摘む20日以上前から覆いをして、
太陽光を遮ってつくります。
こうして栽培された茶葉を、蒸して揉まずに
そのまま乾燥し、葉脈等を除いた「 てん茶 」を
石臼で挽いたもののことをいいます。
濃厚な旨みとかぶせ香に似合う、春らしいパッケージは
神社や寺院に見られる朱色を背景に、満開の桜と
伊藤園さんではおなじみの「 流水紋 」を表現しています。
「 お~いお茶 京都宇治茶 御詰 」 も「 流水紋 」でしたね。
桜咲く京都の雅びで華やかな春が感じられます。
茶祖といわれる栄西禅師 が、1191年に宋(中国)から
持ち帰ったお茶の種子を、明恵上人に贈り、
その種を栂尾(とがのお:京都 高山寺)に蒔いて、
後に山城・宇治・仁和寺・醍醐などに植えたのが、
宇治茶の始まりと言われています。
京都府南部は、土壌もよく、気候と山水にも恵まれた、
お茶がよろこぶ条件の整った絶好の茶の産地です。
江戸時代、将軍徳川吉宗のころ(1738年)、
宇治田原の湯屋谷に住む茶農・永谷宗円が、
茶葉を蒸してから手で揉む現在の製茶法である
「 宇治製法(青製煎茶法) 」を考案しました。
今日にも伝わる緑茶(煎茶)が誕生した瞬間です。
これを飲んでいたら、ふと…
新幹線に乗りたくなりました。
そうだ…京都に行こう!
そんな気分です。
10段階で7です。