「 うまみ 」を強火でじっくり仕立て 「 若武者 濃旨 」 |
若武者
濃旨
(アサヒ飲料株式会社:東京都墨田区)
№0563
「 アサヒ 若武者 」は、第57回全国茶品評会で優勝した
若き茶名人「 丹野 浩之(たんの こうし)氏監修 」で発売された
「 愚直にお茶のおいしさにこだわった緑茶 」がテーマの緑茶です。
「 若武者 」の発売から2年目を迎える今年は、
多様化するニーズに合わせて、「 スッキリ系 」と
「 深く旨みのある系 」の異なる2つの味わいの、
「 若武者 清らかな味わい 」「 若武者 深い味わい 」 が
1月25日から追加されたことは、以前に書きました。
今回、発売されたこの「 若武者 」ブランドは、第3弾となります。
「 アサヒ 若武者 濃旨(こいうま) 」は、丹野氏が新たに挑戦した、
30代~40代の男性がターゲットの濃厚な味わいを極めた緑茶です。
厳選した国産茶葉100%をふんだんに使用しており、
さらに少量の茎茶と玄米を加えることで、渋みだけではない、
「 濃さ 」と深い「 旨み 」を楽しむことが出来ます。
また、熱風で茶葉に火入れを行うことで、
緑茶の風味を引き立てる強い香りも生み出しました。
メーカーではこれを『 熱風焙煎仕立て 』と呼んでいます。
ネーミングは、苦みや渋みだけではない、「 濃くて旨い 」味わいを
ストレートに「 濃旨(こいうま) 」と表現しています。
本来の、「 若武者 深い味わい 」も「 深くて旨み 」のある緑茶です。
いずれ…この「 濃旨 」に入れ替えになっていくと思われますが、
アサヒでは、特にそのような案内はしていませんね。
さらに濃いということですが、私の嗜好では
「 若武者 深い味わい 」程度で充分濃いです。
10段階で7です。
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丹野 浩之
静岡県川根を代表する煎茶専業農家 「丹野園」主人。昭和37年生まれ。
手揉み茶流派「川根揉切流」の創始者、故・中村光四郎氏を曽祖父に持ち、
祖父の故・丹野円一郎氏、父の故・利郎氏と、川根茶名人の系譜を継ぐ。
平成15年度に開催された第57回全国茶品評会・普通煎茶10kgの部において、
優勝となる一等一席を受賞。 三代連続で全国茶品評会一等受賞の偉業を成し遂げる。
平成16年度、献上茶指定園に任命され、今や川根を代表する銘茶の作り手として
注目を集めている。