マンゴー・Fiesta 第1弾 「 アルフォンソ マンゴーミックス 」 |
こだわりの果実
アルフォンソ
マンゴーミックス100%
(日本ミルクコミュニティ株式会社:東京都新宿区)
№0580
会社近くのミニストップで購入、ちょっと高めの137円でした。
この時期、トロピカルフルーツの代名詞であるマンゴーが、
スーパーの果物売場等でもよく見られるようになりました。
特に「 王様 」と称されるアルフォンソマンゴーは、
濃厚な味わいと、芳醇な香りが特長の果実です。
この『 こだわりの果実 アルフォンソマンゴーミックス 』では
マンゴーの味わいにりんごと白ぶどうのさわやかさを
ブレンドすることで飲みやすく仕立てた100%果汁です。
マンゴーはピューレを使用しているので、香りとコクも楽しめます。
以前、『 アップルマンゴーは日本の果物の宝である。 』と
ブログを運営しているエキサイトの山村社長が書いていました。
『 一番美味しい果物は何か? と聞かれたら、はっきり即答できる。
それは、沖縄は石垣島のアップルマンゴーである。 』
( エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログより、一部抜粋 )
そうなのです、残念ながらアルフォンソマンゴーは、
日本では、まだ出荷用には作られていないのです。
だから日本で食べられる完熟した美味しいフルーツを
食べようとすれば…、やはりアップルマンゴーになるのです。
種の周りをしゃぶる楽しさは、ドリンクにはありませんが、
いつでもどこでも南国気分が楽しめるのは、いいことです。
残念なことにアルフォンソマンゴーは、マンゴーの「 王様 」として
大変よく知られていながら、生果物としての輸入はできません。
糖度が20度を超すために、取り扱いが大変難しく、
インド王様のマハラジャ用の果実として知られるだけでした。
さくらんぼの王様「 佐藤錦 」でも、一般的に糖度16~18度もあれば、
おいしいといわれるくらいですから、糖度20度は、大変甘いのです。
アルフォンソマンゴーの名前の由来 は、以前書いたことがありましたね。
「 アルフォンソ 」というのは、人の名前です。
歴史の教科書でもおなじみのヴァスコ・ダ・ガマが
ポルトガル王に命じられてインドへと旅立ちます。
主な目的は、インドとの直接貿易をするためです。
ガマは「 嵐の岬 」を越えて1498年にインドに到着します。
そうしてアフリカ周りのインド航路を開拓したのです。
翌年ガマは香辛料をポルトガルに持ち帰り、
ポルトガルとインドとの直接交易は順調にスタートしたのです。
イギリスに統治される、前の話です。
そんな大航海時代、南インドの都市ゴアを治めていたのが
ポルトガルのアルフォンソ提督だったのです。
この方が、私と同じで無類のマンゴー好き。
アフリカから取り寄せた品種とゴアにあった品種を接木して、
さらに美味しいマンゴーを作ってしまいました。
ポルトガルをひいきしている、私のつぶやきですが…、
17世紀に大英帝国がインドを侵略する前まで
インドは世界でも有数の豊かな国だったのです。
モノだけではなくて、たとえば数字の0(ゼロ)の概念や、
アラビア数字の考案や十進法はインドによって発明されました。
やっぱりマハラジャ(王様)の国はすごいですね。
でも残念ながらマンゴー100%ではありません。
MANGO果汁が100%のジュースについては、
今週の「 マンゴー・Fiesta 」で紹介できると思います。
お楽しみに!
10段階で8です。