茶園の贅沢 「 はじめ 澄みぎょくろ 」 玉露たっぷり |
はじめ 一
茶園のぜいたく
澄みぎょくろ
玉露たっぷり50%使用
(コカ・コーラ ナショナルビバレッジ株式会社:東京都港区)
№0621
「 はじめ 」は、茶園農家の人たちのお茶からヒントを得て、
「 つくりすぎない 」ように素材の味を活かしたお茶です。
そんな「 一(はじめ) 」の快進撃が続いています。
先日、「 さえみどり 100% 」がでていましたが、
今度は、国産「 玉露 」を使用したバージョンの登場です。
さすが、コカコーラ、儲かると思えば力が入っていますね。
「 玉露 」は、茶摘みの20日前ぐらいの新芽が出るころから
茶畑を日よけで覆い、直射日光を遮って育てられます。
光を遮ることによってお茶のうまみ成分であるアミノ酸が
豊富になり、渋みの元である タンニンが少なくなります。
低温でゆっくりいれると、独特の豊かな香りと舌にしばらく残る
まろやかな甘みで上品な味わいを楽しめるのが特徴です。
「 玉露 」は、手間のかかる栽培のため少量しか生産されておらず、
希少価値が高くなり、高級な緑茶として広く知れ渡っています。
今回の「 茶園のぜいたく 澄みぎょくろ 」は、
そんな緑茶の中でも希少価値の高いといわれる
「 玉露 」をぜいたくに50%も使用しています。
「 玉露 」のまろやかなうまみと甘みはそのままに、
混じり気のない澄みきった味わいになっています。
玉露入りというお茶はありますが、これは半分が
玉露なので、ぜいたくな気分が味わえますね。
パッケージは、これまでの「 一(はじめ) 」の筆文字と
茶葉のアイコンはそのままに、名前の「 澄みぎょくろ 」が
大きく描かれています。ちょっと下品な感じです。
本来は、 質感のある「 濃紺 」 をベースカラーに、金色や銀色を
アクセントに使って、和の高級感を伝えようとしたのだと思います。
しかし茶葉のアイコンの黄緑と「 濃紺 」のバランスが
ちょっと良くありません。無理にイメージを変えようとした
意図がみえみえなので、逆にやりすぎな感じで幻滅です。
でもお茶そのものの味はいいですよ。一言でいうならば…
やっと「 お~いお茶 」に近づいたみたいな味わいです。
10段階で8です。