おかえり… リボンちゃん 「 Ribbonシトロン レモン搾り 」 |
リボン
シトロン
レモン搾り
(サッポロ飲料株式会社:東京都渋谷区)
№0649
サッポロ飲料さんの調査では、2006年の1~3月の
炭酸飲料市場は、容量ベースで前年同期比98.8%と
微減傾向にあるのだそうです。しかし、3月27日に
リニューアルされた「 Ribbon シトロン 」は、
前年同期比137.2%の高い伸びなのだそうです。
こうした中、炭酸飲料に対する改善要望の声を踏まえて、
「 リボンちゃん 」をシンボルに展開している
「 Ribbon 」ブランドから、新しいタイプの炭酸飲料
「 Ribbonシトロン レモン搾り 」が生まれました。
「 レモン搾り 」は、「 レモン果汁入り・低カロリー・微炭酸 」を
コンセプトに、スッキリ爽やかな甘さとレモンの心地よい香り、
そして微炭酸のほどよい刺激感が楽しめるドリンクになっています。
パッケージは、おなじみのキャラクター「 リボンちゃん 」を中央に、
レモンのイラストが描かれた、クリアなデザインを採用しています。
そもそも…「 リボン 」という名前は、大正2年に
「 飲料水に長く使用できるもの 」という目的で、
社内で募集した300通以上の中から選ばれたものです。
「 リボン 」が選ばれた背景には、明治40年から41年にかけて
リボンが大流行したことがあげられます。
当時の新聞広告などを見ますと、頭に大きなリボンをつけた女性が
数多く登場していることからも、かなり大きな流行だったみたいです。
また、商品名にあえてリボンという名前をつけることにより、
高級感をかもし出して、他社との差別化を考えたようです。
サッポロの「 リボン 」ブランドといえば、
やはり「 リボン・シトロン 」がおなじみです。
そのことは、 2005年の3月14日 にも書きました。
当時は大きくリボンちゃんの描かれていた缶でしたが、
その後、緑色のパッケージに変更されました。
今回は、グループ企業であるサッポロビールさんの
創立130周年記念キャンペーンとのタイアップ商品として、
TVCMなど、積極的な販売促進活動を展開するそうです。
サッポロビール(現在のサッポロホールディングス)さんの
前身である大日本麦酒さんが「 健康増進 」という観点に立ち、
ヨーロッパで体によいと飲まれてい たレモン水を参考に、
明治42年、柑橘系清涼飲料水「 シトロン 」を発売しました。
シトロンとは強い芳香と薬用価値があるレモンに似た
柑橘類のひとつで、香料の原料にもなっています。
シチリア産のレモン果汁を1%使用しているそうです。
カロリーは19kcal/100mlとローカロリーです。
1本あたり100mgのビタミンCを含有しています。
レモン果汁の爽やかな香りとスッキリとした甘さがいいですね。
そしてRibbonちゃんの微炭酸の刺激が心地よいです。
おかえり…Ribbonちゃん。
そんなふうに呼んでみたいです。
10段階で6です。