ウィルキンソン氏に…乾杯!! |
WILKINSON Dry Ginger Ale
ドライジンジャエール [炭酸飲料]
WILKINSON Sparkling Carbonated
タンサン [炭酸水]
WILKINSON Tonic water
トニック [炭酸飲料]
(アサヒ飲料株式会社:東京都墨田区)
№0680・0681・0682 (左側:ドライジンジャエール /中央:タンサン /左側:トニック)
昨日は大雨でしたが、今日は秋晴れでした。
まさに「 男心と秋の空 」のことわざ通り、変りやすい天気でした。
ちなみに「 女心と秋の空 」は、のちに出来た言葉です。
またウィルキンソン氏の生まれたイギリスではこんな言葉があるそうです。
『 A woman’s mind and winter wind change often. 』
(女心と冬の風はよく変わる) イギリスは女性なので、文明開化といっしょに
日本でも「 女心と秋の空 」という表現が、浸透していったようです。
話を戻して…20歳で来日したクリフォード・ウィルキンソン氏が、
たまたま出かけたハンティングのときに兵庫県有馬郡で
炭酸の鉱泉をたまたま発見した話は、昨日書いた通りです。
それから100年以上、「 WILKINSON 」のブランドは
バーなどお酒を扱うプロたちから選ばれてきました。
この3本は、スピリッツ・リキュール・ウイスキーを割るときに、
またストレートドリンクとしても楽しめるサイズになっています。
家庭で、ちょっと気軽にカクテル気分を楽しむときに、
160mlというこのくらいの缶サイズは、
ワンショットにちょうどいい大きさですね。
好きな果実まるごとやジュースとブレンドしてみてください。
また好みにあわせてお酒も加えて…自分だけのオリジナルカクテルを
週末は作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
1本目の緑色の缶は「 ドライジンジャエール 」です。
世界でもっとも優良とされるジャマイカ産の
ジンジャーのみ使用しており、業務用としても
プロのバーテンダーからも高い評価を得ているそうです。
ただしジンジャーは生の生姜を使用しているのではないので、
原材料には書かれていません。香料として使用されています。
一般的には、ジャマイカ産のジンジャーは香味・外観の点で
他の品種よりも優れており、特徴としては香りがスパイシーで、
液色が薄く飲料用として使用するのに適しているそうです。
甘さと酸っぱさのバランスを整えて、しっかりとした
炭酸感とともにソフトな口当たりになっています。
もちろんストレートでもおいしいですね。
ただし名前は「 ドライ 」ですが…
昨日の「 ジンジャエール 」の方が
これよりも辛いのです。これはその点では飲みやすいです。
10段階で6です。
2本目の赤色の缶は「 タンサン 」です。
1904年の発売から100年以上の歴史と伝統のある
ウィルキンソンブランドの「 炭酸水 」です。混じりけのない、
水と炭酸ガスから生まれる爽快感がたまりませんね。
遙か昔に、地中深くで大きな地殻変動が起こり、
その時にできた断層や亀裂によって偶然にも
地中の天然ガス層と地下水層が結ばれて、
できたのが天然発泡水(炭酸水)なのですね。
炭酸水とは、炭酸ガスを含む水のことですね。
ソーダ水・ソーダともいいます。泡を立たせて、
飲み物を独特のものにするのが特徴です。
歴史的に最初のソーダ水は、レモネードに
炭酸水素ナトリウムを加えた物だといわれています。
炭酸水素ナトリウムとクエン酸の化学反応により、
炭酸ガスを作っていたのですね。いずれにしても
乾いたノドには「 しっかりした炭酸感 」が必要です。
でも…ストレートで飲むのには向いていません。
10段階で4です。
最後の青色の缶は「 トニック 」ですね。
トニックウォーター(Tonic Water)とは、
炭酸水に各種の香草類や柑橘の果皮のエキス、
及び糖分を加えて調製した清涼飲料水のことです。
イギリスの熱帯地方の植民地で保健飲料として
飲まれるようになったのが始まりです。
この当時のレシピにはキニーネが含まれていて、
マラリア防止のために飲まれていたようです。
このキニーネは現在の日本では薬物・劇薬として
指定されているため、飲料水として普通に飲まれる
トニックウオーターには含まれていません。
すっきりとした苦味とさわやかな酸味を絶妙なバランスに仕上げ、
しかもしっかりとした炭酸感を味わえる本物志向のトニックです。
ミキサードリンクとしてはもちろんのこと、ストレートでも
おいしく飲むことができるアダルト感覚のドリンクです。
口当たりがいいので、イギリスでも女性向けの飲み物として広まり、
現在ではカクテルのジン・トニックに多く使われています。
これはそのまま飲んでもおいしいです。
10段階で6です。
さて今夜はどんなフルーツとあわせてみましょうか。
秋は美味しい果実がたくさん実りますからね。
みなさんも自分だけのオリジナルカクテルを
週末は作って楽しんでくださいね。