カスタード風味がふんわり香る紅茶です。 |
NESTEA
カスタード
ミルクティー
(ネスレ日本株式会社:兵庫県神戸市)
№0693
製造は多摩ビヴァレッジ(東京都多摩市)で行なっています。
通勤途中のセブンイレブンにて購入、105円でした。
カスタード風味がふんわり香る、なめらかな飲み心地で、
これからの寒い季節にぴったりの紅茶です。
前回の「 杏仁 Milk Tea 」もなめらかで飲みやすかったです。
カスタードクリーム(custard cream)は、洋菓子に使われるソースです。
フランス語ではクレーム・パティシエール(crème pâtissière)といい
お菓子つくりの基本のクリームであることが、よくわかります。
卵黄、砂糖をよくまぜて、コーンスターチ(または小麦粉)を加えて、
温めた牛乳を少しずつ加えて、とろみがつくまで加熱したものです。
最後に バニラビーンズ (またはバニラエッセンス)を加えて、
薄黄色くとろりとして甘いクリームです。
カスタードという単語には、料理において二通りの意味があります。
フランスなどでは、カスタードタルト、キッシュなどのように、
「 卵と牛乳で作ってオーブンで焼いたもの 」を指し、お菓子ではありません。
イギリスなどでは、カスタードといえば「 プディングのソース 」のことですね。
これは、牛乳と砂糖にコーンスターチを加えてなめらかにしたものです。
19世紀のイギリスの料理家、ミセス・ビートンの本にもカスタードについて
ソースのレシピが紹介されていたようなので、すでに当時のイギリスでは、
カスタードをケーキやフルーツにかけて楽しんでいたことがわかります。
カスタードクリームは、ホイップクリームと異なり
加熱しても変質しにくいので、非常に多く使われています。
よくシュークリームに入れられるクリームで、
泡立てた生クリームを混ぜるとコクと食感が向上します。
しかし…水分が多いため日持ちがしないのが難点です。
ふんわりとした風味は、以外と紅茶に合っています。
今日みたいに雨が降って寒い夜には…
ミルクパンで、温めてもおいしいですね。
10段階で5です。