コブクロ 「 桜 」 東京で桜咲く |

昨日20日に、東京で桜(ソメイヨシノ)が
開花したと気象庁が発表していました。
平年より8日、昨年より1日それぞれ早く、
全国の観測地点では1番最初に咲いたようです。
東京の観測記録としては、平成2年と並んで
歴代3位の早さだったようです。
東京が早咲きとなったのは、昭和54年3月23日と
平成5年3月24日に続いて3回目なのだそうです。
早かった桜とは逆に、観測史上最も遅い初雪が
16日に降ったばかりなので、「 冬 」と「 春 」が
駆け足で過ぎていった気もしますね。
大阪堺の商店街で出会った小渕健太郎と黒田俊介の二人が
初めて奏でたオリジナルソングがこの「 桜 」でしたね。
コブクロ のデビューシングルをこの「 桜 」にするか
「 YELL ~エール~ 」にするのかで大激論が交わされた、
幻のデビュー曲でもあるのですね。

名もない花には名前を付けましょう
この世に一つしかない
冬の寒さに打ちひしがれないように
誰かの声でまた起き上がれるように
土の中で眠る命のかたまり
アスファルト押しのけて
会うたびにいつも 会えない時の寂しさ
分けあう二人 太陽と月のようで
実のならない花も 蕾のまま散る花も
あなたと誰かのこれからを
春の風を浴びて見てる
桜の花びら散るたびに
届かぬ思いがまた一つ
涙と笑顔に消されてく
そしてまた大人になった
追いかけるだけの悲しみは
強く清らかな悲しみは
いつまでも変わることの無い
無くさないで 君の中に 咲く Love…
街の中見かけた君は寂しげに
人ごみに紛れてた
あの頃の 澄んだ瞳の奥の輝き
時の速さに汚されてしまわぬように
何も話さないで 言葉にならないはずさ
流した涙は雨となり 僕の心の傷いやす
人はみな 心の岸辺に
手放したくない花がある
それはたくましい花じゃなく
儚く揺れる 一輪花
花びらの数と同じだけ
生きていく強さを感じる
嵐 吹く 風に打たれても
やまない雨は無いはずと
桜の花びら散るたびに
届かぬ思いがまた一つ
涙と笑顔に消されてく
そしてまた大人になった
追いかけるだけの悲しみは
強く清らかな悲しみは
いつまでも変わることの無い
君の中に 僕の中に 咲く Love…
名もない花には名前を付けましょう
この世に一つしかない
冬の寒さに打ちひしがれないように
誰かの声でまた起き上がれるように
(小渕健太郎・黒田俊介作詞作曲「桜」より)
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