ハロウィーン記念 「 おやつをくれなきゃ、コスプレしちゃうぞ!」 |
ハロウィン
オレンジ
(株式会社 日本サンガリア ベバレッジカンパニー:大阪府大阪市)
№1005
会社帰りのデイリーヤマザキにて購入、147円でした。
さまざまな魔物が人間を驚かせにやってくると言われる10月31日。
『 TRICK OR TREAT! (おやつをくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!) 』という
かけ声とともに、仮装した子供達が家々を訪れる習慣は、
祭用の食料を貰って歩いた農民の様子をまねたもので、中世のなごりです。
ハロウィーンの歴史は古く、その起源は、2000年以上前に遡ります。
古代ケルト民族の人々が、人間に害をなす魔物を祓うために、
焚き火や作物などの供え物をした「 収穫祭(*) 」が始まりだそうです。
古代ケルト民族は一年の終わりを10月31日と定めて、その夜を
死者の祭としたそうです。それは死者の霊が親族を訪れる夜であり、
また悪霊が横行し、子供をさらったり、作物や家畜に害をなす
夜でもあったそうです。そのため死者の霊を導いたり、
また悪霊を払ったりするために、焚き火は不可欠なものでした。
しかし、現在では、焚き火の代わりにろうそくを用いるようになっています。
さらにローマの「 果実の女神 」の祭が加味されて、その風習がのちに
キリスト教の「 万聖節(聖人を讃える祝日) 」の行事と混じり合い、
アメリカ文化にはすっかり定着したと言われています。
しかし今年はドイツ北部の町バード・セーゲベルクの警察が
29日発表したニュースによると、ハロウィーンのため
血のりを塗ったゾンビの仮装をして電車に乗っていた
男性(24)が、ほかの乗客に殺人事件の被害者と間違えられ
警察に通報される騒ぎがあったそうです。
この男性はハンブルクで行われたパーティーに参加した後、
電車で帰宅していたが、酒に酔っていたためうたた寝をしていた。
乗客は男性が反応を示さないことに加え、顔や手が
血だらけであるとして警察に通報したのだそうです。
警察の広報担当者によると、バード・セーゲベルクでは
ハロウィーンが広く知られておらず、「 仮装した人が
電車に乗っているとは予想しなかったこと 」なのだそうです。
日本のほうがハロウィーンは浸透しているのかも知れませんね。
そんな「 HALLOWEEN 」ですが、これは「 神聖な 」(Hallo)と
「 イブニング 」(evening)を合わせた言葉なのですね。
でもこのオレンジジュースのような魔女ならば…
悪霊って感じはまったくしませんね。
日本人ならこんなコスプレでも驚かないと思います。
肝心の中身は、果汁10%のオレンジ果汁入りのドリンクです。
10段階で5です。
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(*)収穫祭
古代ケルト民族は一年の終わりを10月31日と定め、その夜を死者の祭としたそうです。
それは死者の霊が親族を訪れる夜であり、また悪霊が横行し、子供をさらったり、
作物や家畜に害をなす夜でもあったそうです。
そのため死者の霊を導いたり、また悪霊を払ったりするために、
焚き火は不可欠なものでした。しかし、このような習慣はすたれ、
現在では、焚き火の代わりにろうそくを用いるようになっています。
当時から、「 ひいらぎ 」などの植物は、悪魔を追い払ってくれる護符だったようです。
参考資料…現代に生きるアメリカの生活行事(秋山正幸著/千城出版 )